知らない事だらけのアフリカ

 コーヒー発祥の地といわれるアフリカには、いくつかの有名なコーヒー産地があり、それぞれの国々については興味を持って情報を見ているのですが、アフリカ全体を通して理解しているかというと、知らないことだらけというのが本当のところです。

 アフリカには54もの国があり、アジアの48カ国、ヨーロッパの50カ国と比べても多いわけで、あまりにも知らない国が多いですし、地理的に16カ国が海に面していない内陸部にあり、文化的に多様です。一般的に東西南北と中央部に分けて地域区分されていますが、民族も宗教も異なる上に貧困と言われる格差も大きな開きが存在します。

 中米が独立がら200年近く経過しているのに対し、主なコーヒー産地で見ると、ケニア(1963年)、タンザニア(1961年)、ウガンダ(1962年)がイギリスから独立し、ルワンダが1962年にベルギーから独立、コートジボアールが1960年にフランスから独立と、それぞれ独立から半世紀余りとなっているため、政情不安や食糧問題など深刻な課題も山積しています。

 最近のニュースでは、新たな政情不安が出てきているようです。それは、植民地支配を受けていたヨーロッパの変化です。イギリスのユーロ離脱を受け、イギリスやユーロへの依存が高いアフリカでは様々は不安定要素があるようです。今後も関連のサイトを注視していきたいと思っています。

 それにしても、平和な日本では政治家や役人の怠慢な話題が耐えません。平和なのでしょうが、緊張感もなくその場しのぎの無能な人々が多いような気がします。そんな時に来店された若者が、仕事に対する熱い思いを語ってくれたので、「まだまだ捨てたものではないか!」と感じた次第です。