煙突掃除

 先週は喉の調子が悪く、市販薬を服用していたためか、睡魔が襲って早寝が続き、ブログ(営業記録)が書けないでいました。そんな中、ずっと気になっていたのが煙突掃除です。定休日の今日は、営業開始から煙突に溜まった1年分のススを掃除することにしました。

 定休日の過ごし方のほとんどが、午前中にお店に出かけ、不足したデザートやクッキーを焼きながらの焙煎となります。今回も、前日に完売したガトーショコラとプリンを作り、胡桃とシナモンのビスコッティを焼いた後、コーヒー豆を2種類焙煎しました。そして、やっと気になっていた煙突掃除に取り掛かります。

 コーヒー豆を焙煎する際に発生するものには、豆を包んでいる薄皮(シルバースキン)が熱と膨張で剥がれるチャフと呼ばれるゴミと、水蒸気と煙に混じって外気に出ていくススです。チャフはサイクロンと呼ばれる集塵装置で毎回掃除をしていますが、煙突にへばりついたススは焙煎機本体から煙突を外し、ワイヤーブラシを金属製の棒に付けて掻き出すことになり、結構面倒な作業となって敬遠していたのです。今のところ排気もスムーズにできているので、先延ばししていたというのが本音なのですが。

 煙突を焙煎機本体から外して内部を見ると、内径100mmの内側に15mm程度のススが付着しています。意外に甘い香りがして綿菓子みたいな雰囲気がします。見るからに大量のススのようなのですが、金属棒を3mまで延ばして最上部近くまで掃除したのですが、圧縮されて落ちてくる量はごく少量!ビニール袋に集めたススを押しつぶすと、ホント!綿菓子みたいにちっちゃくなてしまいます。

 これからも長く付き合うことになる焙煎機ですから、今後はもうちょっとこまめに煙突掃除をしようと思ったのでした。