熊本地震

 4月14日21時26分頃に、熊本県熊本地方を震源とする、マグニチュード6.5、最大震度7の地震が発生しました。さらに、その28時間後の4月16日1時25分頃には、同じく熊本県熊本地方を震源とする、マグニチュード7.3、最大震度6強の地震が発生したのです。

 最初の地震の後に、九州に友人知人がいる娘がメール連絡をとり、全員無事であることは確認しましたが、テレビの画面には停電しているような様子もないことから、大きな災害である事が想像できませんでした。しかし、翌朝のテレビでは次々と災害情報が流れています。そして、本震といわれる地震後には、倒壊を免れていた家屋も軒並み崩れており、それを象徴しているかのように無残な熊本城が画面に映し出されました。死亡者数では東日本大震災規模ではありませんが、家屋倒壊や火災発生の様子を見ると、阪神淡路大震災の時を思い出させます。テレビ画面から流れる衝撃的な映像は、今でも忘れられません。

 熊本地震の情報をネットで見ていると、『熊本支援、私たちにできることは』というサイトが目に留まりました。

「熊本支援、私たちにできることは」
●熊本県や日本赤十字社が義援金募集口座を開設している
●熊本市が飲料水、紙おむつなどの支援物資の送り先を公開
●ふるさと納税で被災地に納税可能、お礼を辞退することも
●現時点では現地での災害ボランティアは控えて

こんな見出しで、今何ができるかを情報提供しているものです。

 神戸や東北の時にも職場や個人で同様の活動を行ったのですが、正直、今の自分には限られたことしか出来ないかもしれません。むしろ、いつか起きるだろうと何度も言われている、東海地方の巨大地震に対しての備えを本気で考えなければと思ったのでした。決して他人事ではないのですから。