見えるもの、見えないもの

 今日も寒さが厳しい一日になりそうです。ニュースでは月曜日頃に前回の寒気よりも強いものが来るとか、月曜なら定休日と重なって、雪かきの必要がないからいいや、などと思いながら、昨晩は家の前で双眼鏡を使って夜空を眺めておりました。

 実は、お店に来る同級生から、「双眼鏡で夜空を眺めと、肉眼では見れない星が見えて綺麗だよ。」と勧められたので、近くのアウトレットでニコンの双眼鏡を購入し、晴れた寒空の中で夜空を見たのでした。めっちゃ寒いので数分しか外に出ていられません。

 「夜空の向こうには 明日がもう待っている~♪」って訳ではなく、寒さだけが待っているのですが、お月様には確実にウサギが住んでいないことが確認できますし、肉眼で見えない星もいくつか見ることができます。残念ながら満月だったので、満点の星空とはいきませんでしたが、同級生が言っていた意味が理解できました。しばらく双眼鏡を車の中に入れておいて、時々夜空を眺めてみようと思います。

 目の前に存在しているのに肉眼では見えないことや、犬には聞こえるのに人間には聞こえない音など、「見えるものと、見えないもの」には物理的な要素がありましが、巷に溢れている情報も、見えているものが全てだと勘違いしやすいものです。本当の事は見えないものの中にあるような気がするのですが、双眼鏡のような物を使って改めて見ようとはしないのが現実なのかも知れません。

 寒さの中で夜空を眺めながら、まだまだ色々な事に興味を持って、ちょっと前に進んで覗き込んでみる行動ができるようになりたいし、コーヒーの事も更に知りたいと思っていたのでした。