鏡開き

 今日は、お正月に神様、仏様に供えていた鏡餅を下げ、それを食べる鏡開きの日です。神様に供えた食べ物には力が備わると考えられ、神様や仏様に感謝しながらそれを食べることによって、無病息災を祈願するのです。今朝、妻が親戚から貰った小豆をハンドピックのように、欠点豆を取り出して用意をしていたので、夜には美味しいぜんざいを食べることができました。

 本来、鏡餅を包丁で切るということは、切腹を連想させるので、マナーに反すると考えられており、一般的に木槌で開くことが縁起が良いとされています。昔は家で餅を搗いていたので、硬くなった鏡餅を小さくするのに苦労していましたが、随分前からプラスチックの容器で作られた鏡餅になっており、小分けになった切り餅が中から出てくる便利物で随分手軽になりました。

 こうした昔ながらの風習がテレビの画面だけではなくて、我が家でも続けられていることにホッコリとしながら、いつまで続けて行けるのかな~なんて思うのでした。