生かされて 生きてきた

 今日は、90歳になる叔母の葬儀のため臨時休業させてもらいました。これからも年に数回は、冠婚葬祭でお店を休むことになると思います。まあ、それだけ自分が年齢を重ねてきた証かもしれませんね。

 いつも思うのですが、葬儀という人の命に係わる場所に来ると、改めて命の使い方について考えさせられます。そんな気持ちにされられたのが、参列者に配られた喪主の挨拶状の裏表紙に、「生かされて 生きてきた」という文字が目に留まったからです。

 人の命は限りがあるのですが、「まだ、まだ。」と思いながら生きてはいるものの、その終わりは突然やってくるものです。十数年前にも突然の死に向き会うこととなり、まさに「生かされて 生きてきた」ことを実感した出来事がありました。だからこそ、自分の人生の終焉までには、生かされてきた事に対して感謝し、悔いのない生き方をしたいと強く思うようになったのです。その形が今のお店になっているのですが、未だに「生かされて 生きている」状態なので、少しぐらいは報いるような事をしなければと思うばかりです。