ドリップポット

開業前から何年も使っていたKalita ドリップポット1000S が壊れてしまいました。実は、店で朝の開店の準備を行っていた時、手を滑らせてドリップポットを調理場の床に落としてしまったんです。

 よりによって床はコンクリートの打ちっ放し。カラン~、コロ~ンの金属音と共にノズルが元から折れてしまいました。そして、その衝撃で温度計も0℃を指したままになってしまいました。「が~ん!」愛用のドリップポットが使用できなくなって落胆している暇もなく、他のドリップポットを使用して開店させました。同時に、これまで使用していた物と同じ商品をフレーバーコーヒーさんに早速注文です。ありがたいことに即日発送していただき、無事に今日から使用できるようになりました。ホントに助かりました。

 私が愛用しているものはKalita ドリップポット1000S なのですが、フレーバーコーヒーさんが改良を加えたもので、大変重宝しています。別にフレーバーコーヒーさんから広告料をもらっている訳ではありませんが、いいものなので特徴を説明します。

①:取っ手の先端を曲げて掴みやすくなっています。

②:金属製のツマミを熱くならない木製に変えてあります。

③:注ぎ口の先端を曲げて水切りをよくしてあります。

④:一度刻みの温度計が付いています。

⑤:お湯を細く出すためにシリコンパイプが入っています。

 正規品の倍の価格になりますが、長く使用できるうえに毎回安心して注湯できるので、私にとっては適正価格だと思っています。温度計付きのドリップポットは探せば他にもあるのですが、これが一番いいのではないかな~。お勧めですよ!

 でも、長く愛用していた物が壊れるというのは寂しいものです。多少色あせた所にも愛着が湧いていたんです。これからは、これまで以上に大切に扱わなくては!