ひびきあい集会に行ってきました

 隣町にある妻木小学校の「ひびきあい集会」に行ってきました。そもそも「ひびきあい集会」というのは、岐阜県教育委員会が岐阜県人権教育協議会とタイアップして、児童生徒の人権感覚を高め、同和問題をはじめとする様々な人権課題の解決を目指して、人権教育における行動力の育成を図る取組「ひびきあいの日」として、全県的に取り組みが行われているもので、多くが人権週間の12月4日~10日の間に、「ひびきあい集会」として、児童生徒の発表会という形式で、これまで取り組んできた内容を体育館などで発表されるものです。

 今回は、その中の「講師のお話」とうコーナーで、手話について話す依頼が、社会福祉協議会から手話サークルにあり、私の所に出番が回ってきたのでした。正直、何を話せば良いのや、どうやって小学生に話したら良いのや分からないまま、こんな機会はめったにないので、軽く「いいよ」って返事はしたものの、薄くなった頭皮を搾って次のような内容を話してきました。

・手話とは何か

・手話の表現方法

・音のない世界

・聴こえないと起きること

・東北震災でのこと

・聴こえない人との関わり方

・思いやりとは

 といった、聴こえないことへの理解を深める内容を中心に話しましたが、小学一年生から六年生までの子供たちに、分かってもらえる言葉だったのか?結構不安でした。校長先生から、「担任から噛み砕いて説明しますから」と慰められましたが、子供たちを相手に、分かってもらう、感じてもらう言葉や表現を使うのは難しいと改めて感じたしだいです。

 今回、縁あって妻木小学校でお話をする機会がありましたが、校長先生が同年であったり、サラリーマン時代の勤務先エリアで良く知っている方だったことなど、世間は狭いと感じたと同時に、人との縁は貴重だな~て思うのでした。