曽木公園ライトアップ

 

 土岐市の南部で、愛知との県境にほど近い曽木町に位置する「曽木公園」は、飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれた、紅葉の名所として人気のスポットです。約100基のライトが楓を照らし、池に映る「逆さ紅葉」は幻想的な美しさ、この幻想的な風景を楽しみに、期間中は多くの人が県内外から訪れます。地域の町おこしとして、曽木町の有志の方々が始めた活動が、今ではテレビで取り上げられるイベントになりました。

 例年このイベントに訪れているのですが、今年は妻が寒いから出かけないと言うので、次女と二人でドライブデートです。昨年よりは紅葉が進んでおらず、池に映る紅葉は残念ながら幻想的とまではいきませんでした。寒さの厳しい季節には、公園に漂う空気が刺すように冷たく、池が鏡のように反射して、見事な逆さ紅葉に見とれてしまい、池に吸い込まれるような瞬間があったのですが、中々そのような情景には巡り会えません。

 紅葉を楽しんだ後は、バザー会場で「五平餅」と「みたらしだんご」のお土産を買って帰路につきます。深まりゆく秋の定番行事も一つ終わりです。