あれこれ試行錯誤

 

 これまでは、ショップカードを試作して自宅のプリンターで印刷していましたが、いずれは業者に依頼しなければならないため、今回、初めてネット業者に100枚だけ依頼してみました。どんな紙質で、配達までの時間や手続き内容を調べるためでしたが、概ね順調に出来上がってきました。やはり、自宅のプリンターでは出せない質感がありますね。

 続いて、以前から考えていた「メンバーカード」のデザインを作成してみたのでした。「メンバーカード」の狙いはお客様の囲い込みです。一度利用していただいたお客様に対して再度ご利用いただくため、焙煎豆や抽出器具の割引特典を中心に、イベントの案内やコーヒーセミナーのお勧めに顧客データを取得する狙いがありますが、最終的にはコーヒー好きの人たちが集まるコミュニティーツールになればと考えています。会員の交流サイトやオフ会などができるような夢があるのです。

 同時に行ったのが、タブレット端末を使ったレジシステムの検証です。ここ数年の間に急速に広まった、タブレット端末をPOSレジと同様に使用できるシステムですが、ユピレジ・スクエア・スマレジ・Airレジの他、多くのものが登場しました。

 タブレット端末レジを導入するメリットは、以下のことが挙げられます。
■料金が安い…従来のPOSレジのように何万円も払わないと導入できないといったことがない。
■場所をとらない…タブレット端末がそのままレジになるため、場所をとらず、お店の雰囲気を壊すこともない。
■どこからでもデータを確認できる…クラウドなので、自分が店舗にいれないときでも、その日の売上をチェックできたり、今、店舗にお客様がどのくらいいるのかといったことをリアルタイムに確認することができる。
■他のサービスと連携できる…モバイル決済システム等と連携させることができる。
■操作が簡単…日々の会計が簡単になることに加えて、メニューの追加・変更といった操作も簡単に行うことができる。
 そこで、現在はAirレジをダウンロードして実際に利用できそうか試しているところです。このAirレジは初期費用も月額使用料も無料という大変うれしいシステムです。ただ、無料というだけあって、小規模な個人商店向けのサービスに留まるために、複数店舗を管理することが出来ないことや、レイアウトやデザインが野暮ったいなどの欠点もあります。そんな欠点を除いても無料という魅力には勝てず、テンプレートにデータを入れて色々触っているのです。実際に使用するとなると、お金を入れるキャッシュドロアやレーシトプリンタを購入しなければいけないので、ここしばらくの間は、あれこれ試行錯誤が続きそうです。

 それにしても、初めて経験することばかりで、戸惑うことよりワクワク感が大きいのが楽しいですね。