皆既月食

 

 満月が地球の影に入り、暗くなる皆既月食が今日の午後7時25分ごろから始まりました。家のベランダからデジカメで撮影しましたが、肝心な皆既月食近くには肉眼でうっすら見えても、デジカメには何も映りません。さすがチープなカメラです。8時45分ごろから部分月食が始まり、19時24分にはほぼ隠れました。その後には雲が邪魔をして見ることが出来ません。今回のように、全国で皆既月食が起きるのは2011年12月10日以来だそうです。なお、国立天文台によると、国内で見られる次回の皆既月食は来年4月4日だとか。

 皆既食の月が「赤銅色」になるのは、太陽光が地球の大気で屈折し、波長の長い赤い光だけがかすかに月面を照らすためらしいですね。高校生の時に手作り天体望遠鏡を作ったのを思い出します。レンズを研磨剤で磨いて、何かの薬でコーティングし、塩化ビニールの筒にはめ込んで、手作り木製三脚で月を覗いたことが懐かしいです。ぼんやり大きく見えた月に感動した記憶があります。