コーヒーを知りたい

 SCAJのイベントに出かけた際に、コーヒー生産国のセミナーを聴講したり、展示ブースで生産国ブースのコーヒーを試飲しながら、初めて聞く産地名や農園の写真を見るにつけ、「もっとコーヒーの事が知りたい」と強く思いました。

 帰宅して本棚の中から「コーヒー―その賢い買い方、選び方、焙煎、粉砕、抽出、そしてコーヒー全ての楽しみ方」を取り出して、自分が見聞きした産地をも見返しました。そして、ネット検索を使って、生産国の大使館やJICAの資料、珈琲屋さんのホームページをチェックしながら、コーヒー生産国19か国の情報をホームページにアップすることにしたのです。

 こうした目に見える形にすることで、各生産国の状況や歴史や文化に基づいたコーヒー作りが、なんとなく見えてきた気がしました。国をあげてコーヒーの品質向上するところ、大規模プランテーションから小規模農家まで、様々な場所や状況でコーヒーが生産されているます。同時に、開発援助といった名目で環境破壊が起きている事実や、同時に環境を守りながら生産されていることも再認識できました。

 こうして知りたいという気持ちが大きくなると、やっぱり産地に行きたくなります。しばらくは行くことが出来ませんが、将来の夢がまた一つ増えました。