巨峰を味わう

 クッキーを定期的に焼いているのですが、限られた時間の中で何種類を焼くかということに重点に置いています。段取り良く無駄な動きが無いように作業しなけれいけません。今日も2時間弱の時間に3種類焼きましたが、その合間に巨峰のゼリーを作ってみました。

 巨峰のゼリーを作るきっかけは、昨日、サラリーマン時代の同僚から大府の巨峰が送られてきたからです。大府の巨峰といえば東海地方で有名な産地です。毎年最盛期にはニュースに取り上げられています。大変瑞々しくて甘い巨峰を食べたので、ゼリーにしてみようと思いついたのでした。市販のゼリーは巨峰の粒が1つしか入っていないので、贅沢に4つ入れてみました。

 巨峰のような大粒のブドウは意外と簡単に皮がむけます。ご存知の方も多いと思いますが、楊枝や竹串を房の基から皮と果肉の間に入れて、房を削るように回していくと簡単に取れるのです。言葉で分かりにくい方は、この動画をご覧ください。

 今回送っていただいた巨峰もそうですが、スーパーに並ぶ果物よりも産地から直接届いたものの方が格段に美味しいですね。流通経路や店頭に並んだ後の保存期間などにより、どうしても完熟した商品がスーパーに並ばないという事情があるためです。実は、コーヒー豆も同じことが言えます。このホームページにも「古い豆、新し豆」のコーナーで説明していますが、長期間保存するために真空パックされたものは、香りのガスが出てしまった後に袋詰めされたものです。真空パックだから外気と触れないので、良い保存状態だと勘違いされる方もありますが、売る側の都合なのです。コーヒーも焙煎したてのガスが出る状態が新鮮という訳です。

 さて、手作りの巨峰ゼリーの評価はどうなりますか。審査員の妻と娘の審査待ちです。