ラベンダーと葬儀

 暑い日が続きます。最高温度が30度近くになり梅雨を前に夏を迎えたような気分です。庭には早咲きのラベンダーが咲き誇り、風に揺れる姿に多少涼しさを感じるような、やっぱり暑い!

 そんな天気の中で、叔母の葬儀に行ってきました。亡き父は2男7女の9人兄弟という昭和初期の貧乏家族を絵に描いたような家庭で、兄を戦争で亡くしてから、7人の女性たちの生きざまを見てきました。今回は7人の内で二人目の葬儀になります。そんなことから、幼いころから7人の女性の波乱万丈な人生を垣間見てきたので、人の業という醜い部分が子供ながら忘れられない記憶にあります。

 その反動なのか、物事をネガティブに考えることよりポジテュブに考えるようになったのか、はたまたO型特有のいい加減さなのか、「人生楽しく生きたほうが得じゃん!」って思っています。人生に限りがあるって分かれば、一期一会を大切にすることができるし、伝えたい思いを言葉にする勇気も持てるんじゃないかな。